こんにちはアマゾン貿易のゆうさくです。
僕の元には「卸仕入れをしたいです~!」という感じで問い合わせを結構な数いただきます。
過去に質問された事を思い出して、輸入ビジネスにおける卸仕入れとその注意点をまとめていきます。
さて、輸入ビジネス実践者はオンラインで一度もあってない人と取引をする事になりますよね。
そうした時にどうしても気になるのが相手の信用度です。
逆に言うと相手も自分の信用度をみているのですけどね。特にメーカー仕入れでは。
そこで僕が卸仕入れをする時にチェックする要素を書いていきます。
「仕入れ先の見つけ方」→「仕入先のチェック」という流れでどうぞ!!
卸仕入れの現状とは
まず、卸仕入れの現状です。
卸仕入れは参入者が増えたとはいえ、まだまだ効率よく利益の出せる市場です。
既に日本で売れている商品などを仕入れる事が多く、またそこが卸仕入れの醍醐味だと思っています。
僕は過去に一日で1SKUで100万円以上売ったことがあります。この爆発力こそが卸仕入れの武器です。
(小売仕入れ商品だとそもそもここまでの在庫持ってないですよね。)
とはいえ、卸仕入れをできる商品はライバルも頑張れば参入できます。
僕も扱いたい商品があれば、ほぼ確実にディストリビューターから買えると思います。
自分が崩せる参入障壁であれば、競合も同様に崩す事ができますよね。
そのため競合をする事を前提に商品選定をして交渉しなければなりません。
昔よりも厳しくなっているのは間違いありませんが、一回でも良い取引先をみつけたらずーーーっとリピートで稼げます。
前述の通りライバルの出現によって利益率が上下するので難しいところですが、マイナスということは僕の場合ほとんどありませんでした。
最長ではもう1年半くらいになる取引先がありますが、今でも毎月平均で150万円くらいは仕入れています。
卸の仕入先の見つけ方
一番ポピュラーな見つけ方はGoogleShoppingで直接取り引きできるショップを探す事です。下記画像を参考にしてください。
この場合は卸価格で買えるというよりは、小売よりも値引きをした価格で買えるという感じです。
(たまたま僕が使ってるスマホがでてきて、アメリカ安くでビビってます(´・ω・`))
こんな感じで多くの取引先に連絡をして直接取り引きをしてもらいます。
まだまだイメージが掴みきれないと思うので、僕が過去に同様の手法で取引をしたショップを1件だけですがご紹介します。
ゆうさくが過去に実際に安く買っていたショップ
こちらのネットショップなのですが、直接取り引きに応じてくれました。(マジでがっつり仕入れてました。)
全期間でモノレートをみるとこんな動きです。
バカ売れではありませんが、単価の割りには通年でそこそこ売れてますよね。
上記のブランドでこの商品が一番良くでてました。
[aside type=”normal”]↓実際のインボイスです。(ペイパル)これはペイパルで支払っていた当時のインボイスですね。いやー懐かしい。
(流石に金額を載せると怒られる可能性があるのでモザイクですw笑)
僕がこれを扱わなくなった理由は「他に扱いたい商品が山ほどあるから」です。
これらを購入して問題があったとしても一切の責任は負えませんので悪しからず
ちなみに現在価格の11,800円で売れたものとして、過去の僕の仕入れ値で計算すると
辛口の計算をしても3400円程度の利益になります・・・。
ってか、今でもかなり良い数値出てますね。利益率30%弱です。ライバルも1人・・・。
僕が公開するので競合すると考えるか、チャレンジしてみようと考えるかはあなた次第です。
という訳でこんな感じでどんどんネットショップに交渉していけば、必ず良いショップは見つかります。
そして一度見つけると卸仕入れの競合が入ってくるまではヌクヌクと1人で高利益率で売り抜くことができます。
ライバルが小売仕入れの相手だったら価格競争で負けませんし。
ちなみにAmazon.comだと20%弱高い金額で売られていました・・・。
この20%は本当に大きな差です。
ネットショップから以外での卸業者の見つけ方
次はちょっとだけ変わった方法です。
Amazon.comで探す
Amazon.comはなかなか情報量が多く、いろいろな使い方ができます。
どうしてもOptimusVegaを扱いたいと思った時に、出品ページからAmazonセラーを確認して、Amazonのセラー名でGoogle検索してみましょう。
多くの場合でそのセラーのネットショップが出てきます。
こんな感じででてきました。
ショップページに該当のデータが乗っていなかったとしても、確実に販売はしているので、遠慮なく交渉しちゃいましょう。
運がよければ販売をしてくれます。
メーカーページより探す
メーカーのHPにはDealerやOnlineShopなどが、アメリカ国内のどこに出店しているのか顧客に分かりやすいように上記のような項目を設けている事があります。
こういう項目があればシメた物ですよ。片っ端からメールを送って相見積もりをとりましょう。
確実にOptimusを扱っているので(OptimusVegaを扱っているかは謎)、条件さえ合えば取引してくれます。
ここは珍しくOnline ShopとDistributorの括りで選択できますが、このような表記がある場合は優先して上流であるDistributorをチェックしましょう。
暇があれば自分が扱っている商品全てに同様の手法でネットショップに交渉しても良いです。
1点くらいは$1でも安い取引先が見つかるはずですよ。
本来ビジネスってこれくらい地道な作業です。
その業者本当に取引して良いの??
最初に書きたかったのはこちらなのに、どんどん脱線していきました・・・。
こちらは簡潔にまとめていきたいところです。
どんなに好条件を出されても本当に信用できる業者でなければ意味がありません。
詐欺会社ほど美味しい条件をだしてきますからね。
輸入ビジネスに詐欺ってあるの??
結論から言うと、残念ながら詐欺会社は存在します。知り合いでも詐欺された方を知っていますし、構造上今後も無くなる事はないでしょう。
ただ、僕は詐欺の被害には遭った事がありません。これは運も当然ありますが、それ以上にしっかりと防御策を取っているからというのもあります。
どんな防御策が役にたつのかあなたに伝授します。
1:HPの運用歴を確認するべし
まずはサイトの運用歴を見ましょう。何度かご紹介したことあるような気がしています。
WaybackMachineというらしいのですが、指定したドメインでの過去のHPの運用歴が確認できます。
ころころサイトのコンセプトが変わっていたりすると怪しいです。
ドメインを打つと上記のようにHPヒストリーが取得されていて、2013年くらいから見られるようです。
つまり少なくとも3年前までは過去に遡ってサイトの様子を断片的に見ることができます。
これだけでも随分と詐欺にはひっかからなくなるはずです。
Wildsherpaの過去に仕入れていた頃のサイト状態を確認してみました。
あー、こんなんだったけなと懐かしむ予定でしたが、今とほとんど変わりませんでした 笑
(少し表示がおかしいですが全く問題なくチェックできますね。)
その2:HPの表記を確認するべし
普通の感覚のショップ経営者ならHPには住所とメールアドレス、電話番号を記載します。
これがメアドだけだとかなり怪しいです。
少なくとも住所が乗ってない業者とは取引しない方が良いと思います。
明らかにおかしいので・・。
その3:住所を確認するべし
住所が乗っていても、適当な住所という可能性もありますよね。
そんな時はGoogleマップで確認しましょう。
荒野の住所だったり、明らかにおかしな住所だったら警戒に値します。
逆に実店舗などが画像で確認できると安心ですね。詐欺ではないでしょう。
Wildsherpa:3550 redbankrd cincinnati ohio 45227
ためしに確認してみました。うーんよくわからん 笑
最後に
多くの人が卸仕入れをしたいけど、どうやって良いか分からない。こんな事を言います。
はっきり言ってノウハウはもうネット上に出回っています。
やり方が分からないってのは情報収集不足です。
僕のメルマガでももっと詳しく説明していますが、重要なのはやり方じゃありません。
交渉したらどれだけのパーセントで取引ができるのか、じゃあ目標件数と取引するのにどのくらい交渉するのか。
その辺りの計画と実行力が必要です。
資金も僕の方法だと卸仕入れは1取引おおむね5万円~10万円程度の事が多いです。
あとはノウハウとして交渉力を高める方法はありますが、それは自分で考えてみて下さい。
そういった思考の連続が少しずつあなたを成長させてくれるはずです。
とりあえず1件で良いのでまずは交渉してみましょう。そうすれば3ヶ月後には1件の取引先は見つかるはずです。
小売仕入れで消耗だけしているのではなく、少しでも有利に戦えるように独自の仕入れ先を見つけていきましょう。
輸入ビジネスの重要なところはここですよ。
あとがき
輸入ビジネスは最初がキツく、後ほど楽なビジネスだと本当に痛感しています。
どんな商売でも同じかもしれませんが、ネットをつかった商売は本当にこの傾向が顕著ですよね。
本日お話した卸仕入れは、「小売仕入れ→小売販売」スキームという、競合人数が多く、最もレッドオーシャンから脱却するための手法です。
1段上に上がるだけで、かなりライバルの減った状態で戦う事ができます。
これだけで生存確率(消耗せずビジネスを続けられる確率)が格段にアップです。
今すぐにでも効率よくビジネスを組み立てていく努力をしましょう!
それでは!