こんにちは。ゆうさくです。
今回は『全カタログのコンバージョンレートを底上げするための方法』について考察をしていきます。
この記事はこんな方が対象の記事になります。
・物販を行っている人。行おうと思っている人
・物販で商品が売れる方法を知りたい人
ネットで物販を行い、売上を出していくためにはやはりコンバージョンレート(CVR)を上げていかなくてはいけません。
CVRとは簡単に言うと、自分のホームページに来訪者が訪れ、その中で商品を買った人の割合のことをいいます。
もちろん、コンバージョンレートが高ければ高いほど、商品は売れているということになります。
それでは、コンバージョンレートを上げるためにはどうすればいいのか?
内容を確認していきましょう。
【コンバージョンレートを上げるためには商品を比較検討する】
結論から言うと、CVRを上げる方法は『商品を比較する』ということになります。
まずは、この画像をご覧ください。
この画像は、中国で行われた日焼け止めを比較する実験です。
ロートCCやロレアルパリ、ALLIE、アネッサなど、日本でも有名なブランドが多く見られます。
この実験では背中にマスキングテープを貼り、一マスずつにそれぞれの日焼け止めを塗っていきます。
そして3時間日光に当て、そのあとマスキングテープを貼がしてどういう日焼け具合をしたのかという実験です。
画像をみるとそれぞれの焼け方が違うことがわかります。
日焼け止めを塗っていないところ(空白対象)があり、ロートCCやロレアルパリ、ソフィーナなどいろいろあります。
『これってとてもわかりやすくないですか?』
この実験では、おそらく営利目的で作っているものですよね。
・全商品を取り扱っているような店舗でのオススメ
実際のところ、商品紹介のために作ったのかはわかりませんが、おそらく上記のような理由であることが推測できます。
ちなみにこの写真は、1~2年前にTwitterでバズッた写真なんですが、そに時はALLIEがとても良いのでは?とリプライでつぶやかれていました。
そして僕自身もそれを見て『ALLIEスゴク良いじゃん』という風に感じた訳です。
次に日焼け止めを買いに行ったときに『ALLIEが良かった』と覚えていたので、実際にALLIEを買いました。
【この広告から学べること】
とてもいい広告ですよね。
我々のようなセラーはこの広告を見て『ALLIE良いな』と思うだけでなくしっかり学ばなくてはなりません。
この広告から学べる一番大切なことというのは『自社の製品を猛烈にプッシュするブランドCMよりも、(ぱっと見)他社と比較して自社商品が優れている事を訴求しなくてはならない』ということです。
商品を買いたいと思っている顧客にとって、こういった客観的なデータは商品を購入するときの決定打になるようなデータなんです。
事実として、実際にこのデータを見たときに『ALLIE』と、右下の二番目ある『新碧』を見比べたとき、どっちを買いたくなるのかというと、絶対に『ALLIE』を買うと思います。
日焼けしたくないなら100%『ALLIE』ですよね。
それが『この一枚の写真でシンプルかつ明確に表現できている』ということです。
我々のようなECサイトで商品を売るものにとって、画像で判断して商品を購入してもらうというのはとても重要なポイントなんです。
【この具体的に何を学べばいいのか】
結論から言うと『商品ページを訪れた人に反論もできないような客観的なデータを突き付ける』ということなんです。
今回の画像でいうと『あなたは日焼けをしたくはないんですよね?ウチの日焼け止めを塗るとこうなりますよ』『他社さんの製品と比較したらこうなります』という客観的なデータにです。
たしかに、実際このデータの取り方が公正なデータの取り方かどうかはわからないです。
ALLIEだけ少し多めに塗っている可能性も否定はできません。
なので10%くらいの人は結果を信じていないかもしれませんが、8~9割の人は信じてくれます。
9割の人に信じてもらえることができたら、我々としては十分ですよね。(もちろん、正しい本当のデータを載せてくださいね。)
そしてもうひとつは、『視覚的にわかりやすいデータにしましょう』ということです。
Amazonのページでどんなに詳しく数字的なデータを書いたとしても、『ほとんどの人は読んでくれていない』と思っておいた方がいいです。
おそらく5~6割の人はそこまで詳しくデータというのは読んでいません。
『せっかく自分が取ったデータが伝わっていない可能性が非常に高い』です。
もっと伝わりやすくするためにも、視覚的にわかりやすいデータにしましょうということです。
この画像のデータというのは、視覚的に分かりやすいですよね。
こういった画像がAmazonに載っていると最高に分かりやすい思います。
このようなデータを取って自分の商品のページに載せて『信頼性を上げて、CVRのアップにつなげよう!』ということです。
【データを取得できない場合はどうしたらいいのか?】
信頼性の高い画像データを載せたら良いというのは分かったかと思われますが、このようなデータをどこで取得すればいいのかという問題が発生しますよね。
この日焼け止めの実験みたいに、自分たちのアイデアで実験できるような内容も沢山あるはずです。
ですが個人で実験するのが難しいと時もありますよね。
そういったときは『技術研究センター』であったり、『BOKEN』といった会社が、データを取得するにあたり有名な会社です。
こういった会社に、自分ではできないような実験を依頼して、データを取得していくことができます。
僕の場合は東京都に住んでいるので、東京都立産業技術センターというところに行って、実験を行いデータを取得しました。
そして、そのデータをAmazonの商品ページに反映したこともあります。
こういった研究所で、データを取るのは値段がかかってしまうと思いがちですが、そんなに高くないのでおすすめです。
【まとめ】
”コンバージョンレートを底上げする方法”について解説しました。
コンバージョンレートをどのように上げればいいのか悩んでいる方も多いと思います。
悩まずにこういうデータ集めなどを、地道にやっていきましょう。
日焼け止めの例で言うと、その実験にかかっているコストは日焼け止めクリームを15個買っているので、およそ15,000円です。
あとは自分、もしくは友人の背中がボロボロになるくらいです。笑
こういう良いアイデアをひねり出して、ぜひ実験をしてみて下さい。
その実験結果をAmazonのページに反映していくというのは、誰にでもできることなのでとてもオススメです。
「客観的データは信頼性(CVR)を上げる」そういうマインドを持っておいた方がいいです。
自分がただ単純に『これはいいですよ』というのではなく『こういうデータがあるからこうなんです』というのを証明することができます。
そして最終的に「お客さんに自分で良い物だと判断させる」(所まで持っていく)ということです。
信頼性を上げて、コンバージョンレートを上げていきましょう!